1953年生まれ。早稲田大学商学部卒業後、東京のプラスチック商社入社。特販部として主に新規開拓営業として、4年で約20社の新規顧客を獲得するなどトップクラスの成績を収める。
しかし、契約した3社で計1,000万円の貸し倒れが発生し、債権回収に奔走することに。その時、「売上を上げるだけではなく、売上を回収することまで行って初めて営業マンの仕事が完了する」ことを学び、売掛金回収の大切さを痛感する。
1986年、父が経営する社員6名の債務超過、借入金2億円の零細企業に入社。専務取締役を経て1995年に社長就任。2度の倒産危機、自己破産危機を乗り越え、20年間で売上8倍、利益10倍、自己資本比率45%、借入金実質ゼロに減少させ、家業から事業への脱皮を図ることに成功する。
しかし在職中に内臓疾患、癌手術2回など体力の限界を感じ、後継者不在のために2014年M&Aにて会社を売却。退職後、これまでの経営者としての実務経験と、経営理論を融合させるために中京大学大学院の修士課程に進学。自身の経営者としての実務経験とMBAでの学びを融合させ独自の経営手法「トリポット経営」を開発し、MBAを取得して卒業。
その後、「お金、ビジョン、人で悩める後継者社長を元気にする」をミッションとし、経営コンサルタントとして活動を始める。社長業の酸いも甘いも体験し、机上の空理空論ではない、クライアントの自立と成功に向けて全身全霊をもって問題解決にあたる姿勢が好評。後継者社長の参謀として、社長の悩み、孤独感、誰にもいえない苦しみを理解し、同じ目線で、一緒に目標に向かって邁進している。